野生動物について
先月まで勤めていた某府庁では、
農林水産部農村振興課の野生鳥獣担当の方々の
事務サポートをしていました。
主な業務は府内の狩猟免許・登録に関わる業務、
鳥、サル、クマ、イノシシ(豚)の調査、
府内で目撃される野生鳥獣への対応指示
(のサポート)などでした。
飛行機と日本語教育しか知らなかった私(笑)は
ここで、人と野生動物の関わり合いについて
知るきっかけとなりました。
例えば、イノシシが民家の周りに出没して、
危ないから殺処分を求める人、
農作物を守るために殺処分を求める人、
豚コレラの感染拡大を恐れて殺処分を求める人、
かわいそうだから殺さないであげてという人、
いろいろな人がいます。
同じ地球の生き物でしょ?っていう考え方や、
きれいごとでは済まないっていう考え方が
ぶつかりあって、
さらに、その間に立ってまとめている人がいます。
私は今まで、そのようなことが頻繁にどこかで
起きている現状について、
「知らない・自分には関係ない」と
思っていたひとりでした。。
さて、スウェーデンにおける野生鳥獣について。
今日、気温が3℃ぐらいに上がって雪が解けたので
先週庭にまいたリンゴの皮と芯を確認しました。
すると、うさぎがかじった歯型が残っていました!
ここではうさぎが野生動物で、庭の草木を食べに
くると知った時、正直、カワイイと思ってしまい
ましたが、人間が近づくと逃げるのでまだじっくり
見たことはありません。