令和 北のくにから

北欧生活:「写真」と「雑談」

2年目の冬を迎えた心境

ストックホルム午後3時頃

北欧移住者あるあるの1つ、「夜中まで明るく涼しい夏を満喫した後、ぐんぐん日照時間が短くなり、ほぼ毎日曇りで寒い日が続く10月11月に絶望を感じる人が多い説」があります。

 

去年、初めてその、夏から冬への変化を体感したときは、絶望を感じるというよりは体調が明らかに悪くなりました。経験したことのない倦怠感と、頭痛、動悸(自律神経の乱れ)があり、なんとか運動と食事を工夫して乗り切りました。でもさすがに1年目の冬は、全てが新鮮で感情的に落ち込むことはありませんでした。

 

さて、2年目は…。

結論からいうと「雪に救われた」という感じです。11月下旬頃、ただただ1日中薄暗い日が2週間ぐらい続いていたので、あ、これか?絶望感が襲ってくるか?と思ったんですが、先日、雪が積もって、慣れ親しんだ景色が一気に真っ白になり、心身ともに明るくなりました。こんな風に久々の積雪に感動するのはビギナー(?)だけなのかと思っていたら、夫の弟(スウェーデン人)も「寒いけど美しいよね~」と言ったので何度経験してもテンションが上がるんだなと思いました。今のところ、去年のような自律神経の乱れもなく、雪道で滑ってコケることもなく、無事に生活できています。

 

私の夫(スウェーデン人)曰く、次の絶望はクリスマス、年末年始後の1月2月らしいです。確かに、その時期のほうが寒いし、日照時間も短いし、先の楽しみなイベントもなく辛いかもな~と思います。