手書きの重み
引っ越しの荷物をなんとか減らそうと思って
日本語学校に勤めていた頃に使っていた
教材、教案を整理しました。
私がこの仕事を始めた頃はまだ、紙媒体を使うことが
当然だったので、教案はもちろん手書きのものが残っており、
教具も手作り(アナログ)のものが多くのこっています。
もう見返すことはないと思う駆け出しのころの教案でも、
つい目に触れてしまうと何か、 ”重み” みたいなものを
感じてしまって、なかなか捨てられません。
きっとこれがデータだったら、一瞬で消せるし、
総量、内容の濃淡の変化、成長の過程などを
”なにげなく見てしまう” 機会もまずないと思います。
同じようにして、(同じにするなって?)
京都に引っ越してから7年間で届いた手紙、年賀状、
いただいたメッセージカード等を整理しました。
やっぱりこれも、どれ一つ捨てられずに
箱にしまってあったわけで、処分に踏み切るのは
心が痛みました。なんでこんな性格になったのか
自分でもよくわかりません。。
これもe-mailとかLineだったら…
とは思わず、やっぱり手書きっていいなと、
思いました。